基幹システムは重要ですが、それだけにシステム開発の中でも特に難しい仕事です。
失敗例は、本当に多くあり、プロ向けの「日経コンピュータ」という雑誌では、「動かないコンピュータ」という連載が人気を博し何十年も続いてるくらいです。
実は、システム開発の失敗例パターンは多いんですが、失敗する原因となるものは、ほとんど共通なんです。これはこのIT業界では当たり前のことなんです。
ただ、同業者意識が強いこの業界では、大きな声で本当のことを言うことが難しいことなんですね。 えっ、こんな簡単なことが失敗の原因だったのか?と思われるかもしれません。
逆は真なれ。システム開発の落とし穴を知り、成功するための知恵を身につけられたら幸いです。
では落とし穴を一つひとつみていきましょう。
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基幹システムの再構築
基幹システムの再構築には“主義主張”が必要
情報システムの再構築プロジェクトを成功させるには,設定目標,スケジュール,費用などさまざまな要因を満足させなければならない。しかも基幹システムともなれば,全体として一つの主張を持つシステムにならないと再構築の意味がない。たとえ粗削りであっても出来上がったシステムそのものに今までにない,キラリと光る価値が見いだせなくてはならない。そのためにはプロジェクト・マネジャはプロデューサとしての演出をしなければならない。
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基幹システムの再構築